～私と即興～
《2022年6月21日(火)
JET POET vol.156
🎶即興の音楽と詩の朗読の宴》
ゲストとして出演させて頂きました。
ありがとうございました！
本来は、詩人の皆様が集まる場所。
普段は歌を歌っている私が、ゲストに呼んで頂けるなんて、とても光栄なことでした。
バックを務めるミュージシャンの皆様は、遊び心たっぷりな素敵な方ばかり。
何か詩集を読もうか。
自分の作品の歌詞を読もうか。
完全即興で挑もうか。
散々悩みましたが、まぁ、ほぼほぼ即興でいきました。
私の即興は、だいたい言葉ありきです。
“音“や“動き“を重視する場合ももちろんありますが、だいたいは頭に浮かんだ景色を片っ端から言葉で描いていく感覚です。
「あなたを歌います」の、初対面の人などに歌を作る時は、その人が見ている景色や心に映るものを想像して言葉を紡ぎます。
最近気付いたのだけど。
それって、私にとっての一つの「インサイト創出術」なんですよね。
歌うこととは。
表現とは。
以前は、単なる自己主張でした。
承認欲求を満たしたいが為だったのかも知れない。
でも、今は。
改めて、“私が社会に返せるものは何だろう“、と考えるんです。
それは、やっぱり「何を歌いたいか、伝えたいか」に尽きます。
沢山の人と繋がっていけたら嬉しい。
皆の言葉を集めて歌にする、というパフォーマンスを始めて、「人が紡ぎ出す言葉って、なんて様々なんだろ」と感激しきりです。
一人として、同じ色を持つ人はいません。
だからこそ、人の数ほど“ことだまの力“は存在する。
つくづく、そう思う今日この頃です。
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